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aube越川による素敵なカーテンやコーディネート術などのご紹介と、気ままな日常記。

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縁取りのススメ!

2018 - 10/22 [Mon] - 10:26

カーテンの縁を「ヘム」って言います。両サイドはさ「サイドヘム」、上の端は「トップヘム」なんて言うんだけど、縁に別の生地を縫い足してアクセントを付ける事を「ヘム加工」なんて言ったりもします。

カーテンのデコレーションとしてはスタンダードだしヨーロッパでは昔からある手法なのだけど、手間もかかるからそれなりにコストも上がります。だからそこらの量販店ではやってないんですね。

逆に考えると、それだけで差別化ができちゃいます。何よりも素敵だし~。
いくつか事例を紹介しますね。


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先ずは基本のヘム加工。カーテンの両サイドに色を加えてアクセントと引き締め効果も。バランス(上飾り)にも同じ感じで縁取れば、つながりも生まれますね。


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子供部屋とかカジュアルなシーンなら、マルチカラーのピンストライプなんかも楽しいですよ。細かい柄なら大体何でも使えます。


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無地のレースにグリーンの縁取り。ヘムと同じ生地でシュシュタッセルを作って組み合わせました、という例。


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もちろんシェードも縁取れます。これは2色の無地を2窓それぞれで逆に組み合わせた例。変化がついて楽しい上に、生地の無駄が少なくなるので、コストも抑えられるデコなんです。


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1巾だと作りたいサイズに対して生地が足りない、という時は両サイドに無地を足してアクセントとコストダウンを両立するって言うのは良くやるのだけど・・・


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間にパイピンでスパイスを効かすのもお勧め。グッとグレード感が高まるんですよ~。

ちょっとひと手間加えると断然素敵になるから、せっかくオーダーするならやってみましょう!


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壁紙はトイレから

2018 - 10/01 [Mon] - 18:42

最近ますます増えている壁紙のコーディネート依頼。カーテンと同じく、お部屋の雰囲気をガラッと変えてくれるアイテムです。
お部屋だと、カーテンや家具や照明など、色々な物でデザインを組み立てていけますが、トイレとなると、あまり大きくデザインを変えにくいところですね。

最も大きく印象を変えられるのが、壁紙。

もう、ガラッと雰囲気が変わります。普通の真っ白の壁紙じゃつまらない、という方も多くなって、今では新築の戸建てやマンションでも貼り替えてから入居される方も増えました。

いくつか施工例を紹介します。

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マスタードイエローのウイリアムモリス。この落ち着いたイエローが、明るすぎず暗すぎず何ともラグジュアリー!この雰囲気は、国産のビニール壁紙では絶対に表現できない!って断言できる深みのある色合いなんです。


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世界的にも日本市場でも大ヒット作と言って良い、アメリカのウォールクエスト社の壁紙。正面は元のグレーをそのまま残し、左右だけ貼りかえました。
どうでしょ?エレガントさと楽しさと、程よいバランスだと思いません?
ヒットするのもうなずけますね。


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人気のタイル柄。本物のタイルよりも冷たくないし硬くないし、何よりもアーティスティック!


そうそう、トイレや洗面所の壁紙って、湿気や水はねとか心配される方も多いのだけど、紙の輸入壁紙でも全く問題ないですよ~。
実際、我が家でも貼ってから5年以上経ってますが、全く問題ありません。

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我が家の1Fのトイレ。手洗いのすぐ横に紙の輸入壁紙を貼っていて、手を拭くときに水滴がよく飛びますが、全然問題なし!


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2Fの洗面台は水栓のすぐ後ろに壁紙があって、もの凄く水はねしてるけど、こちらも全く問題なし!

でもまあ、心配な方はビニールクロスを選択してください。

それから、賃貸だから壁紙は貼りかえられないよ~、という方にはお勧めの方法があります。
それはまた次回!

そうそう、来週、10月11日(木)に大阪でリリカラさん主催のウイリアムモリスの壁紙を中心にしたセミナーをやります(プロ向け)。
ご興味のある方はリリカラ大阪支社にお問い合わせください。


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エモーショナルなカーテン-2

2018 - 07/27 [Fri] - 10:29

前回お話したエモーショナルなカーテン、今回はその続編として白黒ストライプの効用についてお話します。

ボクはいつも、セミナーや執筆の際に「白黒ストライプには2つの効用があります」と話しているのだけど、その1つ目は
「デトックス」。例えばお部屋全体が柄on柄などで、ちょっとごちゃごちゃし過ぎたかな?という時に白黒ストライプを取り入れる事で、スッと解毒してくれちゃうんです。

2つ目は、「魅惑する」という効果。1つ目の解毒と反対に、少し毒っ気を出して妖艶さを出します。同じ白黒ストライプなのに、使い方次第で正反対の効用があるから不思議ですね。この「魅惑する」、「毒っ気を出す」、「魅惑する」というのがエモーショナルにつながるんですね。


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バランス(上飾り)とドレープのヘム(縁取り)に白黒ストライプを使った例。この妖艶さは白黒ストライプでしか出せないんです。また、スワッグバランスは生地をバイアス使い(斜めに使う)する事でヒダが綺麗に出るのだけど、それによってストライプの向きが水平から垂直に90°変化する所も妖艶さにつながります。


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メインの花柄を引き立てる脇役として。でも間延びせずに妖艶さを出せるのは他になかなか無いんです。ストライプの向きを変える、ピンクパープルの挿し色を加える、という事でさらにエモーショナル感増し増しで。


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アリス・イン・ワンダーランドをイメージしてデザインしたバランス。全体を王冠に見立てたシルエットとして、裾にダイヤ、スペード、ハートのカッティング。その奥に見える白黒ストライプが「毒」のイメージ。これが入る事で単に可愛らしいだけでなく妖艶さが加わって、デザインに深みを増してくれるんです。


どうです?白黒ストライプ。昔だったら、「葬式みたいだ~」なんて言われて避けられたりしたものだけど(笑)、今ではエモーショナルに欠かせないデザインの一つになりました。


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エモーショナルなカーテンって???

2018 - 07/15 [Sun] - 17:52

2~3年位前から、デザインやコーディネートをする時に、「エモーショナルなデザイン」という事を強烈に意識するようになりました。
「美しさ」や「カッコよさ」と同様に「エモーショナル」っていうのも基準が無いし、人それぞれだから極めて感覚的な事なのだけど、自分の中では凄く意識しています。

基準が無いと言っても自分なりに条件っていうのはあって、あえてそれを言葉で説明すると・・・、
1.意外性
2.妖艶さ(あやしさ、毒っ気)
3.ハッとするくらいの美しさ
という3つの条件が挙げられます。

3の美しさって言うのは当たり前っちゃ当たり前なのだけど、1と2がエモさには結構重要なんですね。ただ難しいのは、人それぞれの基準があって、それをほんの少し上回る必要があるのだけど上回り過ぎてもダメで、そのさじ加減が一番難しいんです。

それはさておき、エモさを意識した事例をいくつか紹介しますね。


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熱帯雨林が描かれたっていうプリントカーテン。草花とか葉っぱとかじゃなくて熱帯雨林。モチーフの意外性はあるものの、「トロピカルデザイン」という世界的なトレンドがベースにあるから、これは比較的万人受けしやすいかも?


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ワインレッドをアソートカラーに使ったベットルーム。この妖艶な感じがエモさにつながるんです。ちなみに最近の研究で、赤い色の光はリラックス効果を生む事が証明されているので、寝室に赤い色もアリなんです。ただし、赤を突出させない事や彩度を抑えるなどの配慮は必要ですが。


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寝室の入り口にある小窓。既存のレースを生かしつつ、上飾りを追加してエモいデザインに変身。ピンストライプのベルベットをメインに、黒い無地でパフを作って縁取り、カーブ状に設えました。
この色遣いは、今年の1月にフィレンツェのグッチミュージアムで見た試着室のカーテンにインスピレーションをもらったのだけど、それはまた別の回で紹介しますね。


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インダストリアル系もエモーショナルに!一般的にはここに無地や幾何学を合わせるのだろうけど、フランス人のアーティストが食器棚を油絵で描いたというプリントをシェードに仕立てて、生地巾が足りない分はデニム風の無地をアシンメトリーに片側に足してます。

「エモーショナルに」というのは、あくまでボクの中でそう思ってコーディネートしているだけの事なのだけど、それがまた不思議と、出来上がったお部屋を見たお客様から、
「単に綺麗、って言うだけじゃなくて、何かエモーショナルなものを感じる!」
とか
「鳥肌が立つ位素敵!」
とか、うれしいお言葉を頂く事が多くなりました。

面白い事に、あっさりした色使いの無地でおとなしくコーディネートした時にでもそう言って頂く事が多くなって、思いが伝わっている事が嬉しくて、ありがたくて・・・。

次回以降も「エモーショナル」という切り口で、他の事例も紹介していきますね。


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東洋のデザインを日本で使う!

2018 - 03/29 [Thu] - 15:33

前回お話した、東洋のデザインがヨーロッパでトレンドになってますよ~、というお話。
これだけ西洋化した日本の住宅、暮らし方にあっては、日本でもそれらのデザインを取り入れる事で、素敵なエクレクティック(折衷)スタイルができますよ、という事なのですが、実例をいくつか紹介しますね。


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先ずはカーテン。「上海ガーデン」というタイトルのデザインで、古き良き中国の庭からインスパイアーされた、イギリスのトルシア・ギルドさんのデザイン。日本っぽくもありますね。トレンドのリーフグリーンのストライプと合わせて、スッキリ間引いて使いました。


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江戸小紋の青海波の地模様にドラゴンをアクセントに。ドイツのSAHCO社のベルベットを使ったスツールです。これは一からオーダーして作っていますが、モダンな空間にはこれ位のスパイスを加えても良いんじゃないかな?ドラゴンは今期のグッチのコレクションなどにも使われていて、世界的に人気のモチーフです。


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同じ空間(玄関ホール)の一角に飾ったファブリックパネルとタイのアンティーク仏像オブジェ。ファブリックパネルはイギリスのニナ・キャンベルのデザインで、鳳凰を思わせる上質な刺繍生地。トータルで東洋+西洋のエクレクティックを演出しています。


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麻の生地にプリントされた、イギリスのオズボーン&リトル社のカーテン用生地「ジャパニーズガーデン」をファブリックパネルに仕立てて額装した物。


東洋のデザインを使うなら、日本の伝統を生かしたmade in Japan も良いけど、一度外国人のフィルターを通したデザインも面白い。コテコテの和だったり、一昔前の東洋のイメージだったり、ちょっとずれている所が面白いんです。

その辺りのデザインを上手に組み合わせて旨く使うのがコーディネートの上級者、とも言えるんですね。


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東洋モチーフ-ヨーロッパトレンド

2018 - 03/18 [Sun] - 17:45

ヨーロッパトレンドのもう一つ、「EAST ASIA」。東洋からインスパイアーされたデザインがじわじわ増えています。
今年の主流は北中米とリビエラ地方(地中海北東の沿岸、コートダジュールから北西イタリアにかけての超高級リゾート地)なのだけど、そんな中で東洋、特に日本と中国のモチーフがじわじわ増えているんです。

2年位前から青海波(セイガイハ、江戸小紋の一つ)に始まり、少しずつ勢力を伸ばしつつあるのだけど、これはおそらく東京オリンピックのある2020年の1月まで増えていくように思われます。

今年のフランクフルトとパリで見つけた東洋モチーフのデザインをいくつか紹介します。

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ドイツのJAB社の壁紙。虎や竜、日本人女性(芸者?)など、こってこてのJAPANデザイン。


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掛け軸の様な壁紙。でも、あくまでも西洋人が日本をイメージしてデザインしているというところがミソ。だからオリエンタル感(異国情緒)があふれて、怪しさ、妖艶さが醸し出されます。


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ファッションデザイナー、ジャン・ポール・ゴルチエがデザインした椅子張り生地。日本びいきのゴルチエは元々多くの東洋的なデザインを出しているのだけど、今年は一押しのデザインとしてこれを展示していました。

今までは、「こういった東洋のデザインは西洋人が異国情緒を楽しむためにあるのであって、日本ではちょっとな~」って思っていたのだけど、これだけ住宅や暮らしが西洋化した今の日本では、逆にこれが異国情緒につながって、神秘的なイメージで面白いんじゃないかな?ってボク自身も思うようになりました。さらに直接日本の伝統的なデザインを取り入れるより、一度西洋人のフィルターを通してデザインされた物の方が面白い!

「西洋人のフィルターを通した東洋のデザイン」、面白いですよ~!


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プロフィール

Youhei Koshikawa

Author:Youhei Koshikawa
越川 洋平
㈱オーブインターナショナル代表
生年月日:1972年 7月24日生
出身  :東京都
血液型:O型
趣味  :ゴルフ、グルメ

輸入カーテン専門店のオーナーとして、コーディネーターとして奮闘中。
毎年3週間かけてヨーロッパのショーを取材して回るトレンドウォッチャー。

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