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aube越川による素敵なカーテンやコーディネート術などのご紹介と、気ままな日常記。

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東洋のデザインを日本で使う!

2018 - 03/29 [Thu] - 15:33

前回お話した、東洋のデザインがヨーロッパでトレンドになってますよ~、というお話。
これだけ西洋化した日本の住宅、暮らし方にあっては、日本でもそれらのデザインを取り入れる事で、素敵なエクレクティック(折衷)スタイルができますよ、という事なのですが、実例をいくつか紹介しますね。


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先ずはカーテン。「上海ガーデン」というタイトルのデザインで、古き良き中国の庭からインスパイアーされた、イギリスのトルシア・ギルドさんのデザイン。日本っぽくもありますね。トレンドのリーフグリーンのストライプと合わせて、スッキリ間引いて使いました。


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江戸小紋の青海波の地模様にドラゴンをアクセントに。ドイツのSAHCO社のベルベットを使ったスツールです。これは一からオーダーして作っていますが、モダンな空間にはこれ位のスパイスを加えても良いんじゃないかな?ドラゴンは今期のグッチのコレクションなどにも使われていて、世界的に人気のモチーフです。


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同じ空間(玄関ホール)の一角に飾ったファブリックパネルとタイのアンティーク仏像オブジェ。ファブリックパネルはイギリスのニナ・キャンベルのデザインで、鳳凰を思わせる上質な刺繍生地。トータルで東洋+西洋のエクレクティックを演出しています。


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麻の生地にプリントされた、イギリスのオズボーン&リトル社のカーテン用生地「ジャパニーズガーデン」をファブリックパネルに仕立てて額装した物。


東洋のデザインを使うなら、日本の伝統を生かしたmade in Japan も良いけど、一度外国人のフィルターを通したデザインも面白い。コテコテの和だったり、一昔前の東洋のイメージだったり、ちょっとずれている所が面白いんです。

その辺りのデザインを上手に組み合わせて旨く使うのがコーディネートの上級者、とも言えるんですね。


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東洋モチーフ-ヨーロッパトレンド

2018 - 03/18 [Sun] - 17:45

ヨーロッパトレンドのもう一つ、「EAST ASIA」。東洋からインスパイアーされたデザインがじわじわ増えています。
今年の主流は北中米とリビエラ地方(地中海北東の沿岸、コートダジュールから北西イタリアにかけての超高級リゾート地)なのだけど、そんな中で東洋、特に日本と中国のモチーフがじわじわ増えているんです。

2年位前から青海波(セイガイハ、江戸小紋の一つ)に始まり、少しずつ勢力を伸ばしつつあるのだけど、これはおそらく東京オリンピックのある2020年の1月まで増えていくように思われます。

今年のフランクフルトとパリで見つけた東洋モチーフのデザインをいくつか紹介します。

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ドイツのJAB社の壁紙。虎や竜、日本人女性(芸者?)など、こってこてのJAPANデザイン。


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掛け軸の様な壁紙。でも、あくまでも西洋人が日本をイメージしてデザインしているというところがミソ。だからオリエンタル感(異国情緒)があふれて、怪しさ、妖艶さが醸し出されます。


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ファッションデザイナー、ジャン・ポール・ゴルチエがデザインした椅子張り生地。日本びいきのゴルチエは元々多くの東洋的なデザインを出しているのだけど、今年は一押しのデザインとしてこれを展示していました。

今までは、「こういった東洋のデザインは西洋人が異国情緒を楽しむためにあるのであって、日本ではちょっとな~」って思っていたのだけど、これだけ住宅や暮らしが西洋化した今の日本では、逆にこれが異国情緒につながって、神秘的なイメージで面白いんじゃないかな?ってボク自身も思うようになりました。さらに直接日本の伝統的なデザインを取り入れるより、一度西洋人のフィルターを通してデザインされた物の方が面白い!

「西洋人のフィルターを通した東洋のデザイン」、面白いですよ~!


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Urban Oasis なカーテン

2018 - 03/13 [Tue] - 17:50

前回お話した、今のヨーロッパのトレンドの大本命、「Urban Oasis(アーバンオアシス)」。トロピカルなデザインの中でもコッテリ目のデザインをラグジュアリーに使うというトレンド。日本でもこれを上手く使っていくと、この先7~10年はぶっちぎりで素敵なインテリアが保てると言っても過言で無い位くらい。

では、カーテンだけでどうやって上手く取り入れていくかっていうと、例えばこんな感じ。

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南国系の植物と南国系の猿や鳥が組み合わされた、結構コッテリしたトロピカル柄。それでいて余白も取ってあるから使いやすいプリントカーテン(スイスのクリスチャンフィッシュバッハ製)。写真だとわからないけど、地模様にアールデコ調の柄が入っているので、ラグジュアリー感も十分。それから・・・、

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南国系植物プリントも、正に今のトロピカル柄。中でもこのバナナリーフや、オーガスタ、フェニックスなどは特に注目のモチーフです。こちらはイタリアのブローシェ社の物で、エルメスのスカーフなどをプリントしているブランドだけに、上質感は半端じゃないんです。それでいて凄く高価なわけでもないのでお勧めの生地の一つ。2窓共バナナリーフにしちゃうとさすがにくどいから、片方はストライプでデザインを“間引く”事でバランスを取っています。

もちろん壁紙や照明、家具なども一緒にコーディネートすれば更にハッキリした世界観を作れるけど、大きな面積を占めるカーテンだけでも印象が大きく変わりますよ~!


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ヨーロッパのトレンド-Urban Oasis

2018 - 03/07 [Wed] - 18:08

前回お話したように、この時期はトレンドセミナーで全国各地を回るのですが、それはいわゆるプロ向け。でも、一般の方にも是非見てもらいたいので、ここで少しずつ紹介していきますね。超わかりやすく!

先ずは1つめ、「Urban Oasis」というトレンドから。

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ここ数年、南国のデザインがトレンドになっていて、それが年々こってりしたテイストに進化しています。南国と言っても、ハワイやバリなどのリゾートではなく、南フランスの地中海に面した高級リゾート、コートダジュールから北西イタリアにかけての「RIVIERA地方」がイメージ。だんだんとコッテリしていって、とうとうここまでコッテリしちゃった~、というイメージです。

何がコッテリかって、先ずは色。ダークグリーンや濃いめのターコイズをダスティーローズと合わせて、ゴールドを効かせる、という具合に。それからプランツ類も「うっそうとしたジャングル」を思わせるほどのボリューム感が求められます。


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これなんかも典型的。この色使いが今年っぽい。


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とにかくコッテリなんですよね。こういう設えのレストランは、既にパリ市内でも多く見られているけど、知らないで見ていると、「掃除が大変そうだな~」位にしか思わないかも?(笑)

都会のオアシスとして、グリーンを取り入れるのは昔からある思想だけど、とにかくそれを新しく見せるには、コッテリさせるのが一番早い。ボクはそれを「ゴッテリ・トロピカル」と呼んでいるのだけど、カッコよく言えば、今流の「Urban Oasis」。

それをもうちょっと洗練させて使いやすくまとめた写真はこんな感じ・・・

Amazonia by Pepe Penalver

これなら行けそうでしょ?スッキリまとまっているけど、深めの色使い、南国リーフ柄のクッションの柄は余白が少なく柄がビッシリ。これ位なら真似しやすいかもしれませんね。

このテイストも不思議なもので、初めはちょっとくどいかな~って思っても、たくさん見ていくとこれがちょうど良くなっちゃうし、逆にちょっとさっぱりしていると物足りなくなっちゃう、というか古臭く見えちゃうんです。

新しい今のラグジュアリーとして、覚えておいてくださいね。


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2018年のトレンド・キーワード

2017 - 12/26 [Tue] - 17:49

今年もあとわずか、ボクたちの業種では1年のうちで最も忙しい時期の一つなんだけど、ブログなんかアップしてる場合じゃないんだけど(笑)、プランニングに行き詰っているので気分転換にこれを書いてます。

数日前にふと思いついたのだけど、2018年のインテリアデザインのトレンドとして、キーワードに挙げたいものの一つが、

「エモレダ」

何じゃそりゃ~、でしょ?

もちろんボクの思いつきだから、そりゃそうですね。略語なのだけど、

エモ
ガンス


を組み合わせた言葉なんです。

8~10年前位に、ボクと一緒にヨーロッパのトレンドウォッチングをしている大先輩の西垣ヒデキさんと一緒に、「エレモダ(エレガンスモダンの略語)」という言葉を作って推奨していたのだけど、それの派生語になるのかな?

元々エレモダが生まれた頃も、ミニマルモダンが一段落して、もうちょっと装飾的なデザインが求められ始めた時期なのだけど、あれからナチュラルやラスティック、エスニック、ヴィンテージなどに推移して行って、それで今はどうなんだって言うと、全体的にはラグジュアリー寄りにシフトしていっている時期なんです。

そこで再びエレモダが出てくるのだけど、ただ以前のエレモダが全く同じ様に使われているのではなくて、やっぱり今のデザインがあるんです。トロピカル+ラグジュアリー、オリエンタル+ラグジュアリー、エスニック+モダン、ヴィンテージ+ラグジュアリーなんかも正に「今」なのだけど、その辺りのデザインはエモーショナルに訴える色気や妖艶さが加わる事で、より素敵に演出してくれます。要は「エモい」が必要なんですね。

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写真は1年前に発表されたクリスチャンフィッシュバッハ(日本フィスバ)の生地の写真なんだけど、これなんか正にザ・エモレダ。

2018年は「エモレダ」、どんどん使っていきたいです!


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2017年の色

2017 - 12/11 [Mon] - 18:42

JAFCA(日本流行色協会)が2015年から、毎年11月に「今年の色」と「来年の色」を発表しています。
2017年の色は、「リーディングレッド」、いわゆるビビットなハッキリした赤です。

流行色というのは面白いもので、様々なプロダクトがそれに合わせて作られていることもあり、知らず知らずの間に感覚的にすり込まれていて、不思議とその色に引き付けられていっちゃうんです。特にファッションやインテリアなど、オシャレの感度が高い人ほどその傾向があるんです。

カラーチャートを作っているアメリカのパントン社が2015年のカラーオブザイヤーとして発表したのが、「マルサラ」という深くて低彩度の(くすんだ)赤。それと「バーガンディ」というワインレッドに近い深い赤も、市場で良く見られます。

そんなこんなで、それらの流行色の影響からか、全く関係ないところもあるけど、最近赤いカーテンを求められる事が多いんです。どちらかというと深めの赤が多く、ドラマチックだったり、エレガントだったり、どちらかというとラグジュアリーなテイストで使う事が増えているんです。

そんな中の一つがこちら。

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ラグジュアリーなテイストの深い赤、ドラマチックでエモーショナル。そんな言葉が似合う、テイスト的にも深みのある雰囲気が作れたんじゃないかな?と思います。

ちなみに来年1月のフランクフルトでのファブリック(カーテン)の展示会では、赤い色の新解釈がトレンドとして発表されるそうです。もちろん今回も現地を取材してくるので、HPの「ヨーロッパ日記」も楽しみにしてくださいね!


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プロフィール

Youhei Koshikawa

Author:Youhei Koshikawa
越川 洋平
㈱オーブインターナショナル代表
生年月日:1972年 7月24日生
出身  :東京都
血液型:O型
趣味  :ゴルフ、グルメ

輸入カーテン専門店のオーナーとして、コーディネーターとして奮闘中。
毎年3週間かけてヨーロッパのショーを取材して回るトレンドウォッチャー。

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