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aube越川による素敵なカーテンやコーディネート術などのご紹介と、気ままな日常記。

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ファブリックパネルの活用

2019 - 12/11 [Wed] - 17:22

ようやく新しいHPが完成して、今週の金曜日から切りかわる事になりました。新しいサイトでは、強烈に情報をたくさん発信していこうと思うので、ぜひご覧ください。
そしてこのブログも新しいサイト内に引っ越します。

今回は「ファブリックパネル」のお話。

ファブリックパネルにもいろいろな種類があるけど、一番ベーシックなのが「ベタ張り」。油絵のキャンバスの様に木のフレームをくるみこんだ物ですが、最近はフレーム(額縁)を付ける事が多くなりました。格段にグレード感が上がるので、今の「ラグジュアリー寄りに」というトレンドにも合っていて人気を集めています。

使われるシーンは、リビング、寝室、玄関、廊下などどこでも合うのだけど、特にトイレにはお勧めです。

トイレって殺風景で暗い印象になりがちで、柄の輸入壁紙に貼りかえられたら良いのだけど、そこまではできないという場合には最適です。本当のアートよりはリーズナブルだし、ポスターよりも高級感が出るし、布の柔らかい質感も良い。それに何よりありきたりになりにくいのが良いんです。

最近の事例から2点ご紹介しますね。

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アフリカのマルシェ(市場)を描いたプリントです。よくある草花ではなくて色数が多く使われていて華やか、でもほどほどにラグジュアリー感があって、ちょっと変わっていて面白い。そんな生地なかなか無いんですよね~。
こちらはフランスの「エタミン」という高級ブランドの生地で結構高価なのですが、カーテンに比べると使う量が少ないので、こういった高級な素材も取り入れやすいんです。

続いては・・・、

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ファッションデザイナー、マシューウイリアムソンがデザインした日本の扇子をコラージュしたかの様なプリント。ボクも大好きなデザイナーですが、この外国人が描いた伝統的な日本のモチーフというのが面白いんです。
日本人が描くのとちょっとずれた感じが面白く、逆に異国情緒さえ感じさせてくれます。


年が明けたら、毎年恒例のヨーロッパ展示会巡りに行ってきます。
来年は東京オリンピックもあるので、おそらく世界中のデザイナーたちは日本をかなり意識している事でしょう。ファッション界でも、例えばグッチも東洋的なデザインが増えているし、コーチもしかり。
リオオリンピックの年も、かなり南米モチーフが多く出ていたのだけど、来年の日本モチーフはそれを超える勢いになりそうなのは、容易に想像がつきます。

現地からのリアルタイムリポート、「ヨーロッパ日記」もお楽しみに!


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右と左が違ったっていいじゃない !?

2019 - 11/10 [Sun] - 17:47

もうすぐホームページの完全リニューアルに伴い、このブログも新しいホームページ内に引っ越します。
リニューアル準備は仕事の合間にちょこちょこ進めていたので、何だかんだで1年半経っちゃうという、
壮大な計画になっちゃいました(笑)

今回のお題は、わりと基本に立ち返って、カーテンの左右で違う生地を合わせる、というお話。

このスタイルは、ボクの中ではもう普通のスタイルなのだけど、世間的にはまだまだこれからな感じ。
今までも、「柄を間引くための組み合わせ」や「デザインを“盛る”為の組み合わせ」や「コストダウンの為の組み合わせなど、
色々な狙いで組み合わせる話をしてきたけど、今回は単純に「だってその方が素敵でしょ?」という視点で、いくつか事例を
紹介します。

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窓が多かったり大きかったりすると、無地や地織りだけ、みたいな感じで無難に逃げて、つまらないだけになっちゃうケースも多いけど、こうやって1巾(カーテンの多くは生地1枚の巾が140cm位)だけインパクトのある柄を吊って、その他はサッパリ目でまとめるというパターン。一点豪華主義じゃないけど、1巾だけなら高価な生地を思いきり使えるので、グレード感も高めやすい物。

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タイのジムトンプソン社のデザイン同士で組み合わせ。和室にタイのデザインを組み合わせ、ヨーロッパのコルビジェのシューズロングを置く、というミックス感が絶妙で、インテリアの上級者であるほど高い評価をして頂けるという作品。
これはもう、全体でどう見せるかが一番重要なのと、カーテンのセレクトは「程々のオリエンタル感」が最重要ポイントで、左右の柄を変えないと、この面白さはどうしても表現できなかった、という事例です。


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この辺りまで見ていくと気づかれると思うけど、組み合わせの基本は、「有機的な柄」+「ストライプや幾何学」というのが基本です。
こちらは麻の生地にアップリケと刺繍でデザインされた有機的な柄物と、コットンプリントのストライプの組み合わせ。質感は全く違うけど色味をかなりピッタリ合わせている組み合わせ。


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左側のメインの柄は上の事例と同じだけど、右側を変えた例。右は麻の地にカッパ―ゴールドの刺繍で、やはりこれも幾何学柄。
モダンさとオリエンタル感を品良くミックスしつつ、ほんの少しインパクトを付けたいな~、という狙いでの組み合わせ。こちらは一緒にアクセントクロス(写真左側の奥)もコーディネート。


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エジプトの彫金を思わせるデザインで、中東のイメージつながり。あくまでも「ほんのり」の領域を出ず、組み合わせの妙で魅力を引き出すという手法です。


いかがですか?
そりゃね、コーディネートする側からすればもの凄く色々な事を計算して、色々な部分に配慮して、理屈を並べ始めたらきりが無いんだけど、結果、素敵であれば良いでしょ?という具合に「感じて」欲しいんですよね~。


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ルーズに見せるカーテンのヒダ-2

2019 - 07/28 [Sun] - 19:00

前回の続きです。
なんでルーズに見せる必要があるの~?って声が聞こえてきそうですが、ゴワゴワのポリエステルに形状記憶で無理くり加工した人工的なヒダは量販店チックで、やっぱりダサいんですよ。遮光生地等でどうしてもそうせざるを得ない場合を除いて、できれば避けたいもの。

今回はその他のルーズに見せる手法をご紹介します。

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先ずは簡単な所から。これは1ッ山でヒダをつまみ、通常のヒダピッチの半分くらいに細かくヒダをとってます。こうする事でその下の生地がヒダ山についてこれずにファジーなウェーブを描きます。


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これはしなやかな麻の生地を使ってますが、この手法はゴワゴワした生地だと逆効果。ただただボワーンと広がっちゃうから、しなやかな生地限定で。できればこうして裾を床に付けると、よりゆったりした感じが出ます。


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カーテンのトップヘム(上部の折り返し)には通常、芯地を入れるのですが、これは芯地を入れずにヒダをつまんでます。上がこうやってルーズに波打てば、当然裾も波打つので、必ず裾は引きずる必要がありますね。


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これはウッドブラインドの手前に麻のレースをバサッと掛けて、やさしい雰囲気を演出しています。


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これも同じように芯地を入れずに仕立ててますが、トップを少し折り返して遊ばせる「ターンオーバー」という仕立て方。


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このキッチリしていないルーズなエレガントさ、伝わりますか?


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これはヒダのデザインそのものが見せ所。ヒダの根元を手縫いでギュッと絞った「ホームメイド感」を出しています。この手仕事観が、ありきたりな量産品と差別化を生んでくれます。


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全体的にみるとこんな感じ。イメージとしては、Gジャンを肩を抜いてはおった様な、抜き目のオシャレ感。

他にも色々な手法はありますが、ヒダの取り方一つで全体のイメージも変わってくるのはお分かり頂けましたか?そこまで考えて仕立てるのがオーダーメイド。それほどコストもかからない事だし、仕立て方も良く考えて、素敵なカーテンを楽しみましょうね~。



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ルーズ見せるカーテンのヒダ-1

2019 - 07/24 [Wed] - 19:33

カーテンのヒダって、何の為にあるか知ってますか?

1.ドレープを付けて美しく見せる為
   → いわゆるカーテンのウェーブですね
2.たたむ時のきっかけに
   → ヒダをつまむ事で規則的にたたまれるので開閉がしやすくなる

って言うのが大まかなヒダの役割なのですが、そのヒダの取り方によって全体の印象が大きく変わったりもします。
それとヒダその物がデザインになったりもします。今回はその中でも「ルーズに見せるヒダ」についてお話します。

最近人気の麻のカーテン。せっかくナチュラルな良い感じの生地を使っているのに、きっちりした3ッ山2倍ヒダで製作してしまったばっかりに、普通のポリエステルの国産カーテンと一見変わらなくなってしまったという様な、残念な事例もたまに見かけられます。

どうせなら、よりルーズでファジーな感じを演出した方が素敵ですよ~、って事で、今回はまず1つの方法を紹介します。

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先ずはギャザーテープを使う方法。こちらはペンシルギャザーと言う形で、さらにギャザーの上の部分を遊ばせる事で、よりルーズ感を演出しています。これは「耳立て」という手法で、トップがメラメラ揺れた感じに見える物。

さらにお好みにもよりますが、裾を長く作って床に引きずる様に仕上げると、よりルーズな雰囲気が作れますが、その辺りは好みもあるので。


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アップにするとこんな感じ。ギャザーの良いところは、これだけ詰めてヒダを寄せると、その下の生地がついてこれずにファジーなヒダになります。きっちりとしたヒダが出ない所が魅力なんです。

その他の手法もいろいろあるので、また次回以降に紹介します!


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縁取りのススメ!

2018 - 10/22 [Mon] - 10:26

カーテンの縁を「ヘム」って言います。両サイドはさ「サイドヘム」、上の端は「トップヘム」なんて言うんだけど、縁に別の生地を縫い足してアクセントを付ける事を「ヘム加工」なんて言ったりもします。

カーテンのデコレーションとしてはスタンダードだしヨーロッパでは昔からある手法なのだけど、手間もかかるからそれなりにコストも上がります。だからそこらの量販店ではやってないんですね。

逆に考えると、それだけで差別化ができちゃいます。何よりも素敵だし~。
いくつか事例を紹介しますね。


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先ずは基本のヘム加工。カーテンの両サイドに色を加えてアクセントと引き締め効果も。バランス(上飾り)にも同じ感じで縁取れば、つながりも生まれますね。


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子供部屋とかカジュアルなシーンなら、マルチカラーのピンストライプなんかも楽しいですよ。細かい柄なら大体何でも使えます。


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無地のレースにグリーンの縁取り。ヘムと同じ生地でシュシュタッセルを作って組み合わせました、という例。


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もちろんシェードも縁取れます。これは2色の無地を2窓それぞれで逆に組み合わせた例。変化がついて楽しい上に、生地の無駄が少なくなるので、コストも抑えられるデコなんです。


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1巾だと作りたいサイズに対して生地が足りない、という時は両サイドに無地を足してアクセントとコストダウンを両立するって言うのは良くやるのだけど・・・


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間にパイピンでスパイスを効かすのもお勧め。グッとグレード感が高まるんですよ~。

ちょっとひと手間加えると断然素敵になるから、せっかくオーダーするならやってみましょう!


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壁紙はトイレから

2018 - 10/01 [Mon] - 18:42

最近ますます増えている壁紙のコーディネート依頼。カーテンと同じく、お部屋の雰囲気をガラッと変えてくれるアイテムです。
お部屋だと、カーテンや家具や照明など、色々な物でデザインを組み立てていけますが、トイレとなると、あまり大きくデザインを変えにくいところですね。

最も大きく印象を変えられるのが、壁紙。

もう、ガラッと雰囲気が変わります。普通の真っ白の壁紙じゃつまらない、という方も多くなって、今では新築の戸建てやマンションでも貼り替えてから入居される方も増えました。

いくつか施工例を紹介します。

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マスタードイエローのウイリアムモリス。この落ち着いたイエローが、明るすぎず暗すぎず何ともラグジュアリー!この雰囲気は、国産のビニール壁紙では絶対に表現できない!って断言できる深みのある色合いなんです。


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世界的にも日本市場でも大ヒット作と言って良い、アメリカのウォールクエスト社の壁紙。正面は元のグレーをそのまま残し、左右だけ貼りかえました。
どうでしょ?エレガントさと楽しさと、程よいバランスだと思いません?
ヒットするのもうなずけますね。


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人気のタイル柄。本物のタイルよりも冷たくないし硬くないし、何よりもアーティスティック!


そうそう、トイレや洗面所の壁紙って、湿気や水はねとか心配される方も多いのだけど、紙の輸入壁紙でも全く問題ないですよ~。
実際、我が家でも貼ってから5年以上経ってますが、全く問題ありません。

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我が家の1Fのトイレ。手洗いのすぐ横に紙の輸入壁紙を貼っていて、手を拭くときに水滴がよく飛びますが、全然問題なし!


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2Fの洗面台は水栓のすぐ後ろに壁紙があって、もの凄く水はねしてるけど、こちらも全く問題なし!

でもまあ、心配な方はビニールクロスを選択してください。

それから、賃貸だから壁紙は貼りかえられないよ~、という方にはお勧めの方法があります。
それはまた次回!

そうそう、来週、10月11日(木)に大阪でリリカラさん主催のウイリアムモリスの壁紙を中心にしたセミナーをやります(プロ向け)。
ご興味のある方はリリカラ大阪支社にお問い合わせください。


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プロフィール

Youhei Koshikawa

Author:Youhei Koshikawa
越川 洋平
㈱オーブインターナショナル代表
生年月日:1972年 7月24日生
出身  :東京都
血液型:O型
趣味  :ゴルフ、グルメ

輸入カーテン専門店のオーナーとして、コーディネーターとして奮闘中。
毎年3週間かけてヨーロッパのショーを取材して回るトレンドウォッチャー。

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