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今風シンプルモダン
年内納めの新規受注もほぼ終わり、例年通りこの時期からはひたすら納品と、ほんの少しの年明け納めのお客様のコーディネートに駆けずり回っているこのごろ、やたら道が混んでいて渋滞ばかり。否応無しに年の瀬を実感します・・・。
写真は先日納めたリビングのシルエットシェード+ロールスクリーン。
数年前だったら、シンプルモダンが好きな方は徹底してシンプルだったのが、最近ではそれだけでは物足りない方が増えました。シンプルな中にも何かアクセントを求める、これは壁紙にもその傾向があって、お部屋の1面だけ色や柄の壁紙を貼り分けるスタイルも良く見られるようになりましたよね。
単にスッキリすればいいだけでなく、“色”“デザイン”、それらをほんの少し加えるだけでそこに“楽しさ”が加わります。全体のバランスさえ注意すれば、シンプルモダンを保ちつつ、しっかり“楽しさ”を加えることができ、個性も出せます。
カーテンをはじめとするウィンドウトリートメントでそれをやる方法はたくさんあって、そのお部屋によってどの方法をチョイスするのは、ボクたちデコレーターの技量と住む方の好みやセンスなどによるのだけど、ここではこの形をチョイス。
使った生地は、ハイムテキスタイルのトレンドセッターとして大活躍の南村弾くんデザインのプリント生地。インドの鉱物を写真で撮って、それをコンピューター上で組み合わせて、麻の生地にインクジェットプリント。そもそもの発想もクリエイティブなんだけど、柄の大きさ、生地の質感、色の配置、どれも絶品なんです。今年のエルデコ・デザインアウォードのファブリック部門にノミネートされた、2010年を代表するデザインなんです。
「そんな素敵なデザインを生活の一部に取り入れられるお客様がうらやまし~」とさえ思っちゃうんですよね~、自分で納めておいて。
どうです?シンプルモダンの枠の中でも、しっかり個性と楽しさって出せるものでしょ?
高いセンスと理解力をもたれたお客様と、素敵なデザインを生み出した弾くんに感謝!
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